- 作者は高瀬志帆先生。
- 小学館の週刊ビッグコミックスピリッツにて連載中。
- 第67回小学館漫画賞受賞 !
- 2021年に実写ドラマ化もされた人気作品。
中学受験の塾を舞台に、描かれたマンガです。
中学受験で悩み・苦しむ子供や親に対し、
カリスマ塾講師黒木蔵人はどのようにして志望校に受からせるのか。
黒木の過激で核心的なセリフには、ドキッとさせられます。
親の知りたい受験情報満載
小学生の子供がいるご家庭では、
・中学受験をするべきなのか?
・中学受験のメリットは何か?
・子供を塾に行かせるか?
・いつから塾に行かせるか?
・行かせる意味はあるのか?
・塾でいくら位お金がかかるのか?
などなど、子供の進路を考えて悩むことが多いと思います。
このマンガを読むと、これらの疑問が解消されるだけでなく、
・最近の受験事情
・塾に行くことで手に入る中学受験対策の情報
・高校、大学まで想定した受験戦略
いろいろなことが分かります。
【最新刊】中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ 新装版より詳しく知りたい時は上記のマンガもおすすめです!
「凡人こそ中学受験をすべき」
こんなことを言われたら、えっと思いますよね。
ですが、この後に続く黒木の言葉にはとても説得力があって、
聴くものをなるほどと納得させてしまいます。
黒木の過激で理路整然としたセリフは、読者を惹きつけます。
塾の裏側「課金ゲー」(!?)
塾の講師もお仕事ですから、お金を稼ぐ必要があります。
塾も営利企業であり、お金を落とすお客さんとして、
たくさんの子供に通ってもらいたいという裏側も描かれています。
春期講習・夏期講習・合宿・etc…。
たくさんのオプションに参加してもらうのもマスト…。
「課金ゲー」の言い回しもすごく納得できます。
黒木はお金のために塾講師をしているのか?
読み進めるうちに、黒木の目的が徐々に明らかになっていきます。
各家庭のドラマがメチャクチャ熱い
子供の性格・親の性格も様々で、色々なタイプのキャラクターが出てきます。
勉強を頑張る子、サボりがちな子、おっとりした子に、お調子もの、プライドの高い子…。
理想が高い親や、教育熱心な親、話をなかなか理解してくれない親…、etc。
さらに、家庭の環境・事情・問題、
様々な要素が各家庭によって異なってきます。
各家庭によって事情が変わる中、真剣で熱い受験をする子供達。
そのたくさんのドラマが本当に熱く面白い。
ぜひ、このマンガを読んで、
感情のジェットコースターを感じて欲しいです。